「アヒルと鴨のコインロッカー」を再度借りて観た。一度目は妻と観たのだが、前半かったるくダルい流れで後半から最後のどんでん返しでやっと内容が掴めた記憶があった。「フィッシュストーリー」や「重力ピエロ」を観たら、もう一度観たくなった。
改めて観ると伏線の張り方が絶妙な事に感心した。英太の演技力、濱田岳の気弱で自然体な雰囲気、松田龍平の軟派で有りつつ友達思いな所。最初のシーンが最後のシーンに繋がっている辺りは、本当にヤラれたと言った感じだ。伏線が絶妙と言われるのはこの展開だからだろう。
「アヒルと鴨の違いは?」
厳密に言えば飛べる・飛べないの差だと思われるが、この場合アヒルが椎名もしくは河崎で、ドルジが鴨だろうと思われる。広辞苑に違いが書いてあるかどうかは、見ないと分からない。
「コインロッカーにラジカセ」
神様=ボブ・ディランを閉じ込める。椎名とドルジが神様を閉じ込める。ドルジが警察に捕まらない様にする為。あのロッカー、今は無いかも知れない。仙台駅のロッカーは様変わりしてしまい「重力ピエロ」もそうだったが風景もここ数年でだいぶ変化した。
オール仙台ロケという事で、身近な景色も映像で見られる。仙台市は撮影協力に積極的なようだ。「ゴールデンスランバー」は顕著だろう。自分も撮影を卸町で見かけた気がする。宅配会社のシーンではないかと思うが、早くDVD化されないか待ち遠しい。
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