2012年2月23日木曜日

シティサイクル改造の難しさ

今回、マルキン(ホダカ)シティ車の駆動系を変更して感じた事。ロードやマウンテン系と違いパーツのマッチングやセッティングに思いの外苦労しました。
鉄フレームなので多少の融通は利くモノの、思わぬところでチェーンが干渉したりチェーンラインが合わなかったりと。ボスフリーで1速増えるだけなら問題ないかなと思い7速スプロケットを入れてみたらフレームと干渉。スペーサーを入れたらリアディレイラーの可動域を超えてしまったとか。ディレイラーブラケットの厚みが増えた分、どこかで調整しなければ上手くいかないものだと実感しました。

差し当たり考えなければならないのは、チェーンライン量が+側に多い事。SR SUNTOURの3枚クランクギアはチェーンライン48mm。恐らくこれでも+オフセットになっているようです。SHIMANO FC-2300の様にチェーンラインが43.5mmとか、正確に計っていないけどBBの軸長を短いモノに交換するとか。チェーンケースを装着するにもBBワンとフレームの間に1mm程度のステーを挟み込まなければならないので、チェーンラインは自ずと増えてしまうでしょう。

FC-2300
シティサイクルで6~8速用の薄刃チェーンを使うと考えたら、シングルギアよりもロード用の2枚ギア辺りが選択肢としては良いかと思います。スクエアテーパーなのも数少ないですし。
手持ちのパーツで色々とやってみると、RD周りをいじるとクランク周りに問題が生じ、ハンドルステムを交換するとバランスが悪くなったりとか。パーツの色を揃えようとすると組み合わせに無理が生じたり等、何かと上手くいかないモノだと実感しました。

この自転車自体は自分が乗る為のモノでは無いのですが、今のところ乗る人も居ないので余り物で好きなようにやっています。次は自分でも納得のいかないポジション改善を狙って、クルーザーハンドルバーとソレに似合う安いグリップを注文しました。イメージとしてはダッチバイクの様なポジションになるのではと思っています。その時は扱い易さの面でレボシフトと純正のレバーに戻す予定でいます。クルーザーハンドルバーに変更すると、幅が広い為に室内には入れられないかも知れません。

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