2009年11月28日土曜日

K-x登場

(K-x WHITE W-Zoom kit )
本日到着。第一印象はとにかく小さくK20Dと比べるとオモチャの様にさえ感じる。グリップのエグレ具合が丁度良く、持っていると段々と馴染んでくる。ISO1600でノイズっぽくならないのには驚いた。高感度撮影で群を抜いている理由を肌で感じた。室内撮影は標準レンズでも十分、恐ろしい入門機だ。

2009年11月27日金曜日

AI SERVOに頼るな


(上 EOS40D 1/400・F7.1・ISO200    下 1/400・F8・ISO200)

EOS40Dのレスポンスが良いので、つい調子に乗って高速連写をした結果が画像の通り。AIサーボはAFポイントが点滅しないのでピントが合っているのかどうか分からず、取り敢えずAFエリアに被写体を納めてシャッターボタン押しまくるだけ。AI FOCUSなら最初にスーパーインポーズが点滅し、そのあとAI SERVOに切り替わるそうだ。ただし、ピントが合っているのかどうかは感覚的に分かり難い。
どう考えても奥の被写体にピントが来ている。K20Dの様に中央一点にすれば良かったのか?AFエリアを大きめに取ったのが悪かったのか?過信しすぎたのか、単に機器の調子が悪かっただけなのか、今となっては判断が付かない。
ピント調整すれば、もしかしたら劇的に良い画が撮れていたのかも知れない。

2009年11月25日水曜日

最後の大会


21日東部5リーグ、22日宮城シニア杯と続き、11月23日宮千代イーグルス杯が今年最後の招待大会となった。早朝こそ寒かったが時間が経つにつれて気温も上がり、11月末にしては暖かく過ごせた1日だった。

今年は例年に比べ良い結果が出ていない様に感じる。優勝回数は2回だっただろうか?2年前の6年生は大変良い結果を残して卒団していった。昨年も4名しか居ない6年生が上手くリードして、終盤には結果や記憶を残していった。今年の6年生は結果も記憶に残るプレーも多くは無い。自分の子の学年だからそう感じるのかも知れないが、見ていて面白いとか白熱するプレーとか言うのとは程遠いと感じた。
最後は準優勝という結果で終わったが、決勝相手にはコールド負けという事実上の大敗だった。ピッチャーと打線の差が顕著に出てしまい、余り良い終わり方では無かったと思う。今の6年生の状態を物語っている様な、そんな内容だった。10月後半から新型インフルエンザの影響で予定されていた試合が軒並みキャンセルという事態。練習も殆ど出来ず決してベストとは言えない状態が続いた。

3年数ヶ月何とか頑張って最後まで続けて、一つの目標を達成し自信も付いたと思う。途中何度も挫折しそうになったし、上級生が抜けた後が一番きつかったと思う。6年生になって本当に色んな事が有り、本人も親も辞めたいと考えたモノだった。それでも最後まで何とか続けた。

卒団まで残り2週間。小学生最後の野球を悔いの無いよう満喫して欲しい。

2009年11月24日火曜日

EOS40DとEF100-400mm F4.5-5.6L IS USM


最後の少年野球大会の為に、いつものK20D+SP70-200mmF/2.8ではなくEOS40DとEF100-400mm F4.5-5.6L IS USMを手配した。言わずと知れた動体撮影用APS-Cカメラで、レンズは超音波モーター搭載100-400mm。以前、カメラマンにグラウンドでは500mmは有った方が良いと言われた事を思い出し、70-200mmF2.8に×1.4より楽に撮れるだろうと考えた。

EOS40DはPENTAXに比べて前高がありグリップも適切で持ちやすい印象だった。前ダイヤルはちょっと指が痛くなるくらい尖っている。PENTAXのハイパー操作系に慣れてしまうと瞬時にF値やSSやISOを変更するのはCanonであれNikonであれ煩わしさを感じてしまうだろう。その位ハイパー操作ダイヤルは優れていると実感した。ファインダーは甲乙付けがたい見易さで、どちらがと言った差はなかった。足回りの部分になると流石Canonと言うしかない。特にシャッターレスポンスは素晴らしい。レリーズタイムラグや連写速度、AFの速さは比較にならない。気持ち良いくらいシャッターが切れる。半押しの感覚や全押しのフィーリングも違った物だ。良い意味でそれぞれメーカーの個性だと思う。

EF100-400mm F4.5-5.6L IS USMに付いては圧巻の一言。直進ズームの操作性が心配だったが、PENTAXやNIKONとヘリコイドが逆な事を考えれば直進ズームの方が迷う事ないだろう。それよりも画角を変えやすくロックも出来るし実に理に適った設計なんだと感じた。ISの効きに付いては新鮮というか、それに加えてUSMの効果が素晴らしかった。AFの速さと相まってスッとピントが合う感じだ。AIサーボにしてしまうとスーパーインポーズが点滅しないため合掌したかどうか、何処にAFポイントが来ているのか分からないのだが、PENTAXだとAF-Cで合掌しないとシャッターが降りない様になっている。AIサーボは取り敢えずシャッターは切られるがピントの中抜けが多かった。

撮影後、PCでRAW現像したが予想以上にピントが甘い画が多かった。被写体が前後に動く場合は余り追従しておらず、組み合わせが悪かったのかも知れない。レンタルなので致し方ない部分だが期待しただけに残念だった。正直なところK20D+SP70-200mmF/2.8でワンショット撮影した方がシャープでピントが来ていると思った。もしかしたら普段からファインシャープネスで撮っているのでシャープな画に慣れているのかも知れない。ただし、PENTAXでは集中して狙わないとタイミング逃す事が多く難しいのだが、EOS40DとLレンズの組み合わせなら気楽に狙えると感じた。

今回EOS40DとLレンズを使い、Canonの良さとPENTAXの良さを再認識出来た。動体撮影は腕でカバー出来るんじゃないかと、K20DでCanon機に負けないよう努力したいと思った。