(K20D istDS K-x)
1月13日に注文したK-xが1月24日に届いた。到着まで2週間と言われているが思ったより早かった。
K20Dは2009年の5月から使い始めて、主に子供の野球撮影で頑張ってくれた。使用期間は9ヶ月程度になる。良い画も何枚か撮れたが、それでも歩留まりは悪く全体の2割程度位だった。Canon EOS40D程ではないがPENTAXにしては大柄で重量もそれなりにある。その所為で持ち出し難いと感じた事も有る。何しろ手持ちのカメラバッグに収まらない大きさなのだ。普段は軽いFZ28を持ち歩く事が多いが、DSLRを使い慣れている所為か感覚が違うため実際余り使って居ない。K20Dは発色が良く素性の良いCMOSだったが、AFが遅いとか合い難いとかレリ-ズラグが大きいとか足回りの部分で不満があり、手放す事に決めた。
istDSは昨日初めて外で使った。小さくてポケットにも押し込める大きさがよい。シャッターボタンは押し込まないとレリーズしないが、頻繁に設定を弄る必要が無く、慣れると使いやすそうだ。PCで画像をチェックした感じでは、K20Dとは全く違う画造りで面白いと思った。解像感はK20Dの1460万画素が圧倒的に有利だが、等倍ではなく全体の雰囲気という点ではDSも良い感じだ。今後DSとK20Dの直接比較は出来なくなってしまうが、どちらも色んな意味で甲乙付けがたいと思う。
K-xは箱から出してファームアップを行っただけで今の時点では試写出来なかった。明らかに違うのはシャッターレスポンスと軽いシャッター音だ。istDSを使った後だと特に感じた。DSは銀塩っぽい余韻のある音だが、K-xはK-7程ではないが軽やかだ。AF-Sで有れば連写速度も十分だ。PENTAXのエントリー機もココまで来たかと、感動すら覚える。エントリー機では断トツの性能だが、やはり類を見ないカラーバリエーションはイイ。